ヒロ達がMtg始めて最初にやった事は至極簡単で、
箱の中の80枚から40枚の"デッキ"へ錬金すること。

少年は地図のない大地に降り立ち、好きな様に振る舞い
己が指針と手元の札を夢相まってデッキとして形作る。
誰も彼もがリミテッドのような姿からスタートし
自分だけの一意のカードをパックから引き出し
好みの数だけ色を抽出し
願う姿をデッキに重ね合わせた。

翌日、NNと遊んでみる。
勝ったり負けたりの繰り返し。
数少ない除去の焦点を考え込んだり
2/2の横並びからどこまで削れるかを悩んだり
回避能力の強さを証明されたり
キーワード能力の意味を履き違えたりした。

なんら事前知識のない出来事が余りに楽しかった。
二人はすでに昨日買った箱では物足りなくなっていた。
ヒロ:「《焚きつけ/Kindle》って1枚じゃ全然ダメじゃんw」
NN:「飛行もシャドーも強すぎ。除去欲しいww」
二人:「持ってる土地が足りない!!」
二日続けてMtgが売ってあるお店に行く事になった。
その後何日かは少ない資産で五分五分の戦いをしていた。


ある日、NNが全然知らない子と昼休みに話してたのを見かけた。
異変は次の日に起こった。

ヒロ:「よし、6マナで《ファイレクシアの大男/Phyrexian Hulk》」

NN:「俺のターンに8マナで・・・」



NN:「《甲鱗のワーム/Scaled Wurm》!!」


ヒロ:「ファッ!? 何そのカード!! 今まで持ってなかったジャン!!」

コメント

たけぞー
たけぞー
2013年7月11日23:46

初めてのMTGは修繕からファイレクシアの巨像出されて死んだ思い出がwww
長さは書きたいだけ書けばよかろうなのだぁー!

ムゥ・ラクン
2013年7月12日7:30

巨像かwwつーかそれ修繕だろwww

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